店舗集客ナレッジ『ミセナレ』です^^
『そろそろ店の看板を新調したいけれど、どの材料を選べばいいか分からない』
そんな悩みを抱えるオーナーは少なくありません。
木、スチール、アクリルなど看板製作においてその材料となる候補は多いものの、近年とくに支持を集めているのが〈アルミ複合板〉です。
今回のミセナレでは、大半の店舗看板の製作材料となっておりますアルミ複合板とはそもそも何か、そのメリット・デメリット、適したシーン、選び方までをわかりやすく解説します!
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アルミ複合板とは?構造をイメージしよう
アルミ複合板は『アルミ樹脂複合板』とも呼ばれ、薄いアルミニウム板で発泡ポリエチレンなどの樹脂コアをサンドイッチした三層構造が特徴です。厚さはおもに3mmで、表面に白やシルバーの塗装を施したものが看板用として流通しています。
見た目としましては下記のような板材となります↓
写真ではわかりづらいですが、薄いアルミニウム板で芯材部分の発泡ポリエチレン樹脂を挟んだ構造となっております↓
軽いのに反りにくい秘密
中芯に軽量樹脂が使われているため、同じ厚みの金属板の約1/3の重量しかありません。それでいて表裏のアルミが“梁”の役割を果たすため、曲げ剛性はアクリル板より高く、屋外看板に求められる耐風圧や耐熱収縮にも強く設計されています。
高発色プリントとの相性
白塗装の面はインクジェット出力シートの貼り付けやUVダイレクト印刷に最適化されています。インクのにじみが少なく、写真入りメニューボードやグラデーションロゴも鮮やかに表現できる点がデザイナーから高く評価されています。
アルミ複合板が店舗看板に選ばれる5つの理由
1. コストパフォーマンスが抜群
ステンレスや厚手アクリルと比べて材料費が抑えられるうえ、加工が容易なため工賃も安く済みます。結果として、同じサイズの平看板を作る場合、総額が3〜5割ほど下がるケースも珍しくありません。
2. 加工自由度の高さ
カッターナイフや電動カッターで容易に切断でき、Vカットで折り曲げると箱型やL字型にも成形可能。文字抜きや多角形パネルなど、オリジナル形状を低予算で実現できます。
3. 優れた耐候性
表面塗装は紫外線や雨水に強く、色あせしにくいポリエステル焼き付けが主流。正しい施工で5〜7年は美観を保ちやすく、メンテナンスは水拭き程度でOKです。
4. 軽量ゆえの施工安全性
重量が軽いので、既存の外壁にビス留めしたり、アルミフレームに両面テープ+コーキングで貼り付けたりと、施工方法の選択肢が増えます。高所作業でも取り回しやすく、工期短縮にも貢献します。
5. リサイクル性と環境負荷の低さ
アルミと樹脂を分離し再資源化できるため、環境配慮型の店舗づくりを謳うブランドにも採用が進んでいます。
知っておきたいデメリットと対策
エッジの傷に注意
アルミは柔らかいため、施工時に角をぶつけると凹みやすい側面があります。設置後の衝撃を避けたい場所では、アルミアングルで縁を保護するか、厚手パネルで補強する方法が効果的です。
高温での膨張リスク
直射日光が当たる黒色の大型看板の場合、熱膨張でわずかな反りが生じることがあります。取付けビスの間隔を狭める、背面にアルミ角パイプを渡すなど、常温と高温の伸縮差を吸収する設計が求められます。
他素材との比較で見える適材適所
アクリル板との違い
透過性が必要な内照式サインならアクリルが適任ですが、直射日光を浴びる屋外の平看板では、反りづらく軽量なアルミ複合板が有利です。コストもアクリルの約70%に抑えられます。
スチール看板との違い
マグネットメニューを貼り替える用途ならスチール一択。しかし、サビ対策を含む塗装費と重量による施工コストを考慮すると、固定表示のファサードサインはアルミ複合板が合理的といえます。
厚み・サイズ・仕上げの選び方
標準は3mm厚、風が強い場所は5mmを検討
商店街アーケードなど風の影響が少ない場所では3mmで十分。ビル壁面の突出しサインや横断幕風に長尺を張るケースでは、芯材が高発泡PEの5mm厚を使うと安心です。
最大サイズと継ぎ目の処理
定尺は3×6尺(約910×1820mm)が主流ですが、W9000mmの長尺ファサードなら3分割ジョイントで対応できます。ジョイント部分に5mmほどのシリコーン目地を設けると熱伸縮による浮きを防げます。
表面仕上げはマットかグロスか
グロスは色鮮やかで高級感が出る反面、屋外光を映り込みやすく視認性が落ちることがあります。日中の視認性重視ならマット、夜間ライトアップ主体ならグロスがおすすめです。
製作フローと納期の目安
デザイン入稿から約1週間が一般的
インクジェット出力+UVラミネート仕上げの場合、データ確定後に出力・乾燥・ラミネートで2日、パネル貼合・面取りで1日、乾燥検品で1日、輸送1日が標準的。繁忙期や特殊形状では+2〜3日を見込むと安全です。
現地施工は半日〜1日で完了
既存看板の撤去が不要で、パネルを外壁にべた付けするだけなら午前中で終了。突出し金具や照明との取り合いがある場合は、1日フルで見積もると工程がずれにくくなります。
耐久年数を伸ばすメンテナンス術
半年に一度の水洗い
排気ガスや黄砂が付着したままだと塗膜が劣化しやすくなります。中性洗剤を溶かしたぬるま湯でスポンジ洗浄し、最後に水で流すだけでも美観寿命が延びます。
角パッキンとビスの点検
固定ビスが緩むと風振動でパネルがバタつき、小さなクラックが広がりやすくなります。台風シーズン前にビス増し締めとシリコーン補填を行うことで長期使用が可能です。
実例で学ぶ!アルミ複合板が生むデザイン効果
カフェの温もりを残すナチュラル仕上げ
木目調インクジェットをアルミ複合板に貼ることで、本物の木看板さながらの風合いを実現。軽量なので建物外壁への負荷を抑えつつ、雨風にさらされても反りにくい点がオーナーに高評価でした。
スポーツジムのダイナミックファサード
幅8メートルのロゴを継ぎ目なしに見せるため、5mm厚のシルバーアルマイト仕上げを採用。レーザーカットで文字抜きを行い、背面にLEDを仕込むことで昼夜で表情が変わる立体看板に。アルミ複合板の軽さがなければ実現し得なかったデザインです。
まとめ:アルミ複合板は『軽くて強い』看板素材の新定番
アルミ複合板は、軽量・高剛性・高発色という三拍子に加え、加工性とコストパフォーマンスを兼ね備えた理想的な看板素材です。アクリルやスチールでは満たせなかった『軽いのにタフ』『安いのに映える』を実現し、店舗ファサードやメニューボード、仮設イベントサインまで幅広く活躍しています。
もしあなたが、デザインの自由度を高めつつも施工費を抑えたい、長く美観を保ちたい──そんな要望をお持ちなら、アルミ複合板を選択肢の筆頭に据えてみてください。看板は店の顔。適材適所の素材選びが、集客とブランドイメージを大きく左右します。
この記事が、あなたの店舗看板づくりに役立つヒントとなれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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